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都会を出て田舎で0円生活はじめました
田村余一、田村ゆに(著)
2022年08月09日 発売
ISBNコード 978-4-8014-0100-6
四六判ソフトカバー
定価:1,300円(税込1,430円)
「ノブナカなんなん?」「真相報道 バンキシャ!」などで話題の“自給自足家族"、初めての著書!
青森県某所---この北の大地に、自給自足で暮らす家族がいます。
家は廃材で建て、野菜類は畑で栽培! ガス、水道、電気の契約もなし! お金はほとんど使わない! にわかには信じられないような生活のリアルを描いたエッセイです。
現代で自給自足ってどうやるの!? お金はどうしてんのさ? などなど、気になることはたくさんありますが、その生活の仕方は本書の中に書かれています。
読み進めていくうちに、そもそも何でこんな生活を選んだの? という夫婦の原点もわかってきます。
何より魅力的なのは、「節約節約!」とか「しんどい!」といった息苦しさがまったくなく、毎日を、一瞬一瞬を生き生きとされている家族の様子です。
まずは試し読みいただいて、「ピン!」と来た方には、ぜひ一読いただきたい1冊。
日常がハッと変わるような気づきと勇気がもらえる本になっています。
【著者プロフィール】
田村余一(Tamura Yoichi)
1977年、青森県南部町生まれ。大学卒業後もまともに就職することもなく、フリーターをしながら現代社会への不安と失望を加速させる。20代半ば、富士山で冒険死を試みるも見事に失敗し、おどるような人生を選択。以来ちょっとオカしいくらいのポジティブ思考で独自の人生をクリエイトし始める。伴侶の田村ゆにと電気・ガス・水道を契約しない生活を構築し、持続的DIY農生活を実践しながら、これまでの人生経験の集大成とも言える、地域の「御用聞屋」を開業。デジタルとアナログを混ぜ合わせつつ、一人で百の仕事をこなす現代版「百姓」を目指す。廃材建築家、イベント企画/演出、映像作家、デザイナー、イラストレーター、ナレーター、舞踏家などなど……スキルはムダなくらい多岐にわたる。
田村ゆに(Tamura Yuni)
1987年北海道札幌市生まれ。高校卒業後に歌手を目指して上京。アルバイトをしながらの歌手活動中に着物の魅力にハマり、365日着物生活をはじめる。29歳になる年にSNSで発見した田村余一の「お嫁さん募集」へエントリー。その年の秋に青森へ移住し田舎暮らしを始め、2017年に入籍。オフグリッド生活や畑作業をスタートする。2018年第一子を出産。現在は子育てや畑作業の傍でインスタグラムを中心に暮らしの知恵や野菜の知識をシェアして活動している。
田村たいち(Tamura Taichi)
余一&ゆにの一人息子。廃材で建てたお家と、自然有機栽培のお野菜でスクスクと育ち、現在3歳。好きな食べ物は旬の野菜と木の実、茹でタマゴ。絵本、お花摘み、YouTube鑑賞、滑り台、積み木、ミニカー… インドアもアウトドアも関係なくハイブリッドに遊ぶ。人見知りせず、誰かれ構わず明るく元気に愛嬌を振りまく。今回のイベントが初めての上京です。
全国の書店でも大好評です!
2022年9月に開催された書店イベントもたくさんの方にお集まり頂き大盛況でした!
この書籍のレビュー
総合評価 ★★★★☆ 4.8
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なっちゃん
評価 ★★★★★ 5.0
投稿日:2022/08/16
究極の幸せ!自然の中で家族で生きるって
0円だからって決してわらしべ長者的な暮らしではない!主人公の余一さんもゆにさんも自然の中で生きるために、子育てのために、スマホ、パソコン、ソーラーパネルなど現代の文明も取り入れながら努力と挑戦をしている!
しかも楽しそうに、生き生きと。
(サンクチュアリ出版のトップページに動画があり実際の様子から伺える、動画と共に立体的に楽しむと良いと思う)
また、本書より
ロケットコンロ、ヌカ釜、オフグリッドって言葉も初めて知った。ロケットコンロやヌカ缶やエコトイレの作り方などイラスト付で作り方の説明がある。その味のあるイラストは余一さん作ということで驚かされる!
余談だがYou Tubeで登場する3歳の息子くんの語彙力が半端ない!幼稚園にも通ってないということなのに教育関連の仕事をしている私は驚かされた!動画の中で毎朝飽きるまで読み聞かせしている様子が流れていたが、これは幼児期にとって非常に大事なことである!ゆにさんは賢い人だなあとつくづく感心させられた!将来的にはゆにさんの子育てについての本も読んでみたい!
なっちゃん様
レビューをありがとうございます!
嬉しいです!
本当に田村さん一家の楽しく生き生きした様子が本でも伝わりますよね!
余一さんは書籍制作時にイラストも自給自足だから、もっと頑張ったら書籍につかう紙やインクまで自給自足できるんではないか?
なんて仰っていたのですがさすがに部数も増えてきると厳しいと断念してしまいました。。。。
そんな笑いが絶えない書籍制作でしたので、なっちゃん様に読んで頂き楽しんで頂きありがたく思います!
またゆにさんの子育て本は私も興味があるので、いつか書籍発売できるように頑張ります!
ユチ
評価 ★★★★★ 5.0
投稿日:2022/08/21
シンプルさが素敵
私も食べるために働いてますが…田村さんちの生活はとてもシンプルで勉強になることしかなかったです。あまりテレビを見ない者で、服部雄一郎さんのお勧めから辿り着きました。ライフスタイルを応援してますし、共感する部分が多々あります。
0円とか、節約とかばかりがクローズアップされるのでなく、資本主義だけじゃない生き方、現代人が忘れがちな生き方がこの本には書いてあり、読んでる時間はとても幸せでした。
私も、家族との今の暮らしの中でできることを見つけていこうと励まされました。
ありがとうございました。
ユチ様
レビューありがとうございます!
大変嬉しく思います!
私共はこの本で「現代人が忘れがちな生き方」と伝えたいと思って制作しましたので
ユチ様にそれが伝わりとても嬉しいです!
節約ももちろん大切ですがそれよりももっと「自分の生きたいように生きること」が大事だと改めて認識させてくれる1冊ですよね。
私共もユチ様のレビューに励まされます。
今後ともよろしくお願いいたします。
Yorskin
評価 ★★★★☆ 4.0
投稿日:2022/09/01
特殊な「田舎暮らし入門書」です。
令和の昨今、本能的で原始的な生活を送る家族がテーマのエッセイです。文章はくだけており、さくっと読めます。昼下がりの一読にどうぞ。
田舎移住の理想(ログハウス!ほのぼの菜園!……)とは程遠い現実を書いた内容は貴重だと思います。生活コストがほぼ0円なので、相当特殊な参考書です。
Yorskin様、レビューありがとうございます!
サンクチュアリ出版は「本を読まない人のための出版社」を名乗っておりますので、「さくっと読めます」の一言は相当に嬉しいです!
私たちもこの本を製作しながら、「自給自足」のリアルを知ることが出来て、大変貴重な体験になりました。
この通り生活するのは難しいとは思うのですが、日常生活の中に一部だけでも取り入れられたら素敵ですよね。
ちょむりん
評価 ★★★★★ 5.0
投稿日:2022/09/13
価値観が変わります!
てっきりゆにさん語りがメインかと思いましたが、ほとんど余一さんの語りで構成されています。話し言葉ち近く、読み易い文体です。ロケットコンロや炊飯器等の作り方が図入りでわかりやすく記載されており実用的(?)です。
技術革新によって便利が進む世の中ですが、田村家のみなさまの生活はそれを一部取り入れつつも人間本来の原点回帰的な思想や知恵で成り立っています。農家系であるご実家と多様な業種のお仕事を経験して知識を培った余一さんだからこそ辿り着くことができた生活のように感じますが、文章中に度々現れる「0円生活」へのススメに心が揺らぎました(笑)
日々精神的に参るサラリーマンにとって、本書は手間暇かかりつつしかし非常に豊かで「生きている」を実感できる「0円生活」の魅力を感じられます。
ちょむりんさん、ご返信ありがとうございます!
普段生活していると「生きている実感」というのはあまり感じにくいですよね。
簡単じゃないよな...と感じつつ、やはり田村家の生活は憧れます。
もし良かったらお休みの日などになにか本書にある「0円生活」を試してみてください^^
アート
評価 ★★★★★ 5.0
投稿日:2022/09/15
とてもよい
今の世の中忙しなく時間にしばられ、お金を数える毎日だが、この本の田村家は、真逆で、のんびり日々生活を楽しんでいると感じました。
時間は、かかっても自分で家や野菜を作り自然を大切に生きている事に関心します。
人のために出来る仕事をしているのもすごいと思いました。本を読んでいて私にも何かできる事は、ないか?考えさせられました。
夫婦共に色々考え何でも作ってしまう所、ゴミを出さない所なども本当にすごいと関心させられました。
私も出来る事から、やっていこうと思います。
自然に生きている最高な家族で、心あたたまりました。
アートさま
レビューありがとうございます!!
おっしゃるとおりで、田村家は都会で暮らす人々にはない“余裕”が見えるとっても素敵なご家族なんですよね〜。
私も本当の意味での自給自足をできるところから実践したいと思います。
今後ともサンクチュアリ出版をよろしくお願いいたします。
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